第16回 研究会

  1. 活動報告
  1. 活動報告

第16回 研究会

 第16回(2022年2月19日(土)​ 13:00~15:00)は、​永井克弥先生 (国民健康保険小松市民病院 リハビリテーション科) から、排尿動作の評価の視点と具体的な支援方法について、概念的なご講義と事例紹介をしていただきました。
 多職種連携の一歩は、相手の考え方を理解し合い、分かり合えるコミュニケーションをすることからだと思っているのですが、今回のご講義から、リハ職の方々の運動機能や認知機能の考え方がわかり、病棟の様子がわかる看護師はどんな情報を伝えたら患者さんの動作や運動/認識機能を多職種に伝えることが出来るのかが、分かったように思います。
 また、ディスカッションでは、チームで患者を看るという看護師の勤務体制が原因で、夜勤などの際は、患者に合わせた排尿動作支援の工夫が計画されていても、そこができない時があるジレンマや、担当制のリハ職だからこそ 日々の細かな機能の回復に気づけるというメリット等が挙がり、それぞれの職種の良い点を伸ばしながら、現状の課題をクリアしていくにはどうするか?、と前向きな議論が繰り広げられました!

関連記事

第7回 研究会

第7回は、 小川 依先生(国民健康保険 小松市民病院医療技術部薬剤科) をゲストに招き、包括的排尿ケアにおける薬剤師さんの介入例を多数紹介いただきました。 排尿ケアで用…

  • 87 view
コンチネンストウキョー

第1回 特別講演会

(第10回 研究会)  年末に、長野県立病院機構 本部医監 であられる井川 靖彦 先生をお招きして特別講演会を開催いたしました。  参加者は、37人と過去最大の人数で…

  • 123 view

第9回 研究会

 今回は、若手のコンチネンス研究者 正源寺美穂先生(金沢大学)に、排尿自立に導くチーム医療とその効果についてご講義いただきました。 皆さんご存じの通り、体を動かさない…

  • 99 view

第14回 研究会

第14回の研究会は、「自己導尿のコンチネンスデザイン+整形外科疾患患者への排尿自立支援」をテーマに、2021年7月31日(土)、開催しました。下部尿路機能だけでなく、認…

  • 98 view

第5回 研究会

 各施設で排尿ケアチームの活動実態について情報共有を行いました。  タイムリーに排尿自立指導のコンサルテーションを行うには、 看護師が組織横断的に活動できること、その…

  • 55 view

第2回 研究会

 理学療法士さんより症例の提示があり、皆で検討を行いました。 症例は、内科的慢性疾患を背景に持ち、四肢の運動障害を抱えた自排尿が困難な尿排出障害の患者さんでした。自己導…

  • 55 view